第2回「しおじり・あさひ環境大賞」について
趣旨
「しおじり・あさひ環境大賞」は株式会社アイネットが朝日村にある塩尻市最終処分場跡地に太陽光発電所を開設したことをきっかけに、地域貢献の一環として発案されたものです。
塩尻市、朝日村に於いて、地球環境を守る活動に地道に取り組んでいる個人・団体に於いて一定の成果を出していると評価された場合に活動支援金を提供します。
主催、共催及び後援
主催 株式会社アイネット
共催 塩尻市、朝日村
後援 信濃毎日新聞社、市民タイムス
選考委員構成
株式会社アイネット役員
塩尻市・朝日村担当部署より 各2名
選考委員長 株式会社アイネット代表取締役社長 中越慎介
選考経緯及び選考結果
2017年3月24日、朝日ピュアラインに於いて選考委員会が開かれました。
厳正なる審査の結果、次の2団体が選出されました。
- 優 秀 賞 朝日村商工会 『鎖川沿い花植作業、道路清掃等 地域環境整備活動』
- 優 秀 賞 塩尻市立吉田小学校 6年2組※ 『絶滅危惧種 多年草ちごちごの保護育成』
※2016年度選考当時5年2組。以下文章内では表彰時の6年2組で統一しています。
総評
優秀賞 朝日村商工会に於かれましては、第1回しおじり・あさひ環境大賞にて最優秀賞を受賞された朝日鎖川河川愛護会同様、愛すべき故郷の清流「鎖川」の自然保護・花植え作業に加え、道路清掃・カーブミラーの点検作業といったボランティア活動も評価されました。
優秀賞 塩尻市立吉田小学校6年2組に於かれましては同校の校章であり、絶滅危惧Ⅱ類に指定されているオキナグサ、愛称“ちごちご”を守り育てなければという問題意識がクラスの話し合いの中で形成され、校内にちごちご園を造り、採取された種や育成されたちごちごの苗を塩尻市役所内や近隣の保育園に植えたり、地域の方々に配布したりと、活動が着実に実行されました。これが自然生態系の保護活動として評価されました。
受賞された両団体共に地道ではありますが、地域環境への貢献としては意義ある活動として取り上げられました。
特筆としましては、吉田小学校6年2組の自然環境の問題点に自主的に取り組む姿勢は、近い将来「地球環境」という大きな課題に問題意識を持てる、児童の人格形成に寄与するものと確信するところです。
表彰式
第2回表彰式を2017年4月14日、ホテルブエナビスタにて開催致しました。