第1回「しおじり・あさひ環境大賞」について
趣旨
「しおじり・あさひ環境大賞」は株式会社アイネットが朝日村にある塩尻市最終処分場跡地に太陽光発電所を開設したことをきっかけに、地域貢献の一環として発案されたものです。
塩尻市、朝日村に於いて、地球環境を守る活動に地道に取り組んでいる個人・団体に於いて一定の成果を出していると評価された場合に活動支援金を提供します。
活動支援金
- 最優秀賞 20万円
- 優秀賞 10万円
この第1回環境大賞は、当社創業70周年記念事業として位置付けています。
主催、共催及び後援
主催 株式会社アイネット
共催 塩尻市、朝日村
後援 信濃毎日新聞社、市民タイムス
選考委員構成
株式会社アイネット役員 3名
塩尻市・朝日村担当部署より 各2名 計7名
選考委員長 株式会社アイネット代表取締役社長 中越慎介
選考経緯及び選考結果
2016年3月24日 選考委員会に於いて厳正なる審査の結果、次の3団体が選出されました。
- 最優秀賞 朝日鎖川河川愛護会 『郷土の自然豊かな鎖川の保全活動』
- 優 秀 賞 塩尻市立片丘小学校 『地域の宝 カタオカザクラの歴史を学び守っていく保護活動』
- 優 秀 賞 朝日村立朝日小学校 『児童の環境意識の向上をはかる為の教育及び実践活動』
総評
今回表彰されました3団体に於かれましては、いずれも根本に「次世代を担う児童にいかに豊かな自然環境を守り、未来へ引継いでいくことの大切さを教える」という考えに立っています。応募のあった各団体に共通してみられたのはそれぞれの地域で各種ボランティアの方々が関わりサポートしているという事です。
「地域環境問題」「気候変動の問題」が本格的に指摘され始めたのは1990年代に入ってからです。1997年国際連合主導のもと、日本の京都に於いて開催された「第3回気候変動枠組条約締約国会議」で採択されたいわゆる「京都議定書」、昨年(2015年)フランス・パリに於いて開かれたCOP21で採択された「パリ協定」と、採択はされたものの各国の意見利害の対立が表面化し、果たして信頼性のある国際間の協定となり得るかが疑問視されています。しかし、地球温暖化の問題は明らかに「待ったなし」の段階に来ていることは明白です。
今回、「しおじり・あさひ環境大賞」の展開に於いて、市民レベルでの環境保全に対する自主的活動は個人・団体・ボランティアを含め問題意識が高く、地球規模からみると地道な活動ではありますが未来へ向かって「夢」と「頼もしさ」と「可能性」を感じ取れる一面が見られたのは確かなことです。
表彰式
第1回表彰式を2016年4月16日、ホテルブエナビスタにて開催致しました。